2010年3月10日

感情論で他人の食べる物に文句をタレるなと

ロイターのニュースでアザラシの話を見て、今朝のテレビでイルカ漁の映画が何か知らんが受賞したってのも見て、ここ最近あったシー・シェパード関連の報道も相まって、今現時点での考えをどっかに発散せずには居られなくなったので書いてみる。

鯨をとるな、食うなも、アザラシ禁輸も、イルカを殺すなも、犬を食うなもすべて感情論でしかなくて、それぞれを食する人からの「おまえらだって牛や豚食ってるじゃん」って言う指摘に対する反論はその論拠が的はずれなので聞く気も起きないと言う始末。

種の絶滅を防ぐための話ならいざ知らず、おそらく裏に隠れているだろう政治的なことや経済的なことを宗教論や動物愛護などの感情論にのっけて(しかもそこに相対する文化的背景への配慮など全くなしに)声高に主張する破廉恥さと言ったらないよ。

自らの都合で食するために牛、豚、羊、馬、鶏等を飼育、肥育しているわけだし、各種鳥(鳩、鶉、鶫、雉・・・まぁ何でも食うわな。ガチョウに至っては無理やり太らせてレバーを食うわけだが)や、兎、狸、猪、鹿、ワニ、カンガルーみたいな野生動物だって食べるわけだ。あぁ、蛙も蛇も雀も食うな。
海に目を向ければ各種魚介類も食ってるわけで、そんな中で特定の生物だけ食うなというのはどこにその論拠を発しているのか、まっとうな頭をしていれば疑問に思うんじゃないだろうか。


っちゅーかね、米にしたって麦にしたってトウモロコシにしたって、別に人間に食われるために生えてるわけじゃないのだよ。